2007年2月19日 (月)

旅の途中-3 SOBA

前回の上ノ山温泉(山形県)の話の続き。いやな話の続きかって、そうです
人生は好と悪、禍と福のあざなえる縄のごとし。
やなホテルのフロントの、料金追加で夕食を用意させていただきますがという提案を、いえお宅は気分悪いですから、と断って
ふらり、外へ出た。
すぐにそばやがあっが休業、次は寿司屋、怖い。
細い道を歩き続けたが暗いし、寂しいし、人が見えない。
おそばやの暖簾が見えて、思い切って入った。屋号「一力」。

お客はいない。テーブルに腰掛けると、女の子(高校生?)がお茶を持ってくる。メニューは壁で、とりあえずビール、そして、そば。
なんとなく手持ちぶさた、で、厨房奥のご主人に声をかけた。
なんで、「一力」なんですか。頭にあったのは山本一力。
ご主人、親父がつけた名前でして、と傍へやってくる。
運送業をやってたお父さんが急にラーメン屋をはじめた。
が、息子は跡を継いで蕎麦屋になった。
上ノ山では蕎麦屋7軒で会を作り、お互い研鑽を積んでいるそうな。今日も午前中会で作る蕎麦畑の収穫に忙しかったそうで
11月半頃には新蕎麦を味わってもらえる・・・ご主人熱弁!

おいしい蕎麦をいただいて、今日の嫌だったことは忘れました。

2007年2月18日 (日)

旅の途中-2 サービスのこころ

 もうすっかり暗いなか陸橋を渡りT字路を左折する、反対車線は信号待ちの車がつながっている、と、すぐ横道を右折すべきを行き過ぎた。車の列に遮断されく見えなかったのだ。疲れた気分で着いた旅館はかなり大きい。まずい、とさらに滅入った。大概団体客中心の営業で個人客は割りを食う。が、今回は違った。
 案内された部屋(広い和室)での説明がおざなりでない。最初は苦笑いしつつうなづいた。今度は大浴場に行く途中で出合う従業員の方が必ず声をかけてくる。昨今増えた一泊数万円という宿のことではない。夕朝とも部屋食で満足できるものだった。
 翌朝すっかり感心しながら広い駐車場にでた。と、フロントからついてきたのか従業員の方がこちらを誘導してくれる。これだけ大きなホテルの従業員を隅々まで教育訓練する力はそうは見ない。いわき湯本温泉(福島県)のホテル美里、06年10月のことである。
 同じ旅先の別の日、今度は唖然としていた。フロントでネット予約していることを告げたら、夕食はございませんという。え?と、宿からの返信メールのコピーを渡す。「料金」の欄に「食事 大人:朝食込夕食込」と確かにある。それを手にフロントの女性が奥に入った。出てくると、のうがきに「シングル部屋でゆったり、朝食付きビジネスプラン」とあるのだから、夕食は無い、という。
 思うに、ネット上の記載ミスで、旅館としては楽天の担当の責任だといいたいのだろう(仕組みはわからない)。気持ちよく旅行を続けてきて争いたくはない、ああそうですかという。自分も30年間サービス業に身を置いたが、営業のミスをほっ被りしてお客にかぶせる精神にはたまげた。上ノ山温泉(山形県)の細道の奥、A屋という結構大きなホテルでのことである。
 楽天に感想を送ったがボツにされたので、記しておきたい。
  

旅の途中-1 トイレ

 尾岱沼(おだいとう)に着いた。北海道東にある、静かな漁師町で、広い北海道でも最も気に入ってる町の一つ。この日は3回目の訪れで、まだ旅館を決めてなかった(いつもそうだが)。町の西を北上する244号線を右折してすぐ眼に着いたのが○○観光ホテルの看板。過去に宿泊した宿は休業で、さてと思ったら、カミさんが、あそこでいいんじゃない、と。が、玄関でいやな予感がした。カミさんは、もういいんじゃないという顔をしてる。予感はあたった。トイレである。フロアで1つだけあるトイレのドアにカギが無い。トイレの前の廊下にはマンガ本が積んである。で、ドアの内側には輪ゴムをたくさん繋げたヒモがぶら下がっている。どうしろ、というのか。90年の夏の話。今はいかに。
 97年夏、奈良は天理市の南、柳本にいた。西に山の辺の道を控える169号線を走りながらやっと旅館に着いた。桜井市周辺は異常に泊まるところがないという印象がある。古めかしいが、「るるぶ」ご推薦の宿ということで、まあ安心していた。他に、客はない。部屋に案内された後、トイレに行ったカミさんが青くなって部屋に戻ってきた。行って視た。便器がクソだらけ。田舎育ちの自分にもそれはすごかった。翌朝、比定祟神天皇稜に散歩後、朝食を辞して退散した。おじさんは8時でもまだ寝ていた。
 僕らの見たのが幻だったかもしれないので、固有名詞は避ける。旅の参考に。
 

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